キャメロンてくのろずぃー

 キャメロンせんせーには言いたいことがたくさんあるのですが、最終的にはひたすら貢ぐしかない理由が海底の戦艦ビスマルクというドキュメンタリー作品にあります。
 これは、タイタニックの秘密というドキュメンタリー作品で使用した機材を、やはり海底に沈んだビスマルクに使用して撮ったと思われます(<いいかげん)。タイタニックで儲けた資金を、このてのドキュメントにも投下してはるわけですな。
 というように、本業でもうける>技術開発>映像作品を作る>儲ける……という創作サイクルを確立してるところがカコ(・∀・)イイ!! かくして、彼のような人物を支持せざるを得なくなるわけです。
 彼は、創作活動において、新しい技術を開発して映像作品を作る(多かれ少なかれ、どの作品でも新技術を作ってはいるでしょうけれど)。という姿勢をとっており、技術スキーなあたゐとしては、作品の内容はどうであれ、彼の開発する技術とその矛先については支持せざるを得ないのです。ついでに言うと、水中の廃墟を海底の神殿さながらの映像に仕立てようとするそのクサイ演出が、あたゐは嫌いではない(*゚ぺ)(キャメロン監督は、そういえばダイバー出身だとか。きっと水中ものにはなんかの思い入れがあるんでしょうね)。
 今回のアバターについても、お金持ちなひとの資金の使い方として、技術開発と作品制作という流れ自体は評価に値するかと思います。今後3D作品が、映画のジャンルとしての地位を得るきっかけのひとつにはたり得たかと思います(それにしてはストーリーが……ブツブツ:ぁ)。
 +++チラウラチラウラ。ちょっと話は飛ぶけど、キャメロン監督の、映画を撮ってドキュメントも撮る。というやり方が、村上春樹さんが作品作って翻訳もする。という活動にどこか似てるかなぁとか思いました。